どこで産む

アイキャッチ用_菜の花

赤ちゃんを産む場所どこがいいの?

病院、産院、助産院、自宅

私は悩まず助産院・自宅でしょうか。

妊娠期にトラブルなく、助産院でお産できる条件をクリアできれていれば、お産を楽しむ、子どもの誕生を存分に味わうことができるのではないでしょうか。

と言っても

私のお産はというと3回とも帝王切開です。

助産師として、病院、産院、助産院、自宅分娩を仕事として経験した私にとっては助産院か自宅という場所を選びたかった。
だけど低置胎盤で、条件クリアできず、市立病院でのお産でした。

万全を期してのお産の予定でしたが、執刀医が切開時に胎盤を傷つけ、切開から赤ちゃん出るまで時間がかかりました。
私は頑張って出てきて、、、、と祈る思いで手術室のライトに写る我が子を見ながら誕生を待ちました。

やっと泣いてくれたけど、NICUへ運ばれ、脳の低体温療法を行うとのこと。

どうして、どうしてと、産んだ喜びを感じることもできず、虚脱状態。

翌日、対面に。

私の可愛い赤ちゃんに会えたこと、事実を受け止め、がんばろうねと娘の頬を撫でる。

先生、こんなはずじゃなかったです。と面談。

先生も泣きながら事実を伝えてくれたが、、、、。

ということで、どこで産むのもリスクがあるのがお産とでも言えるのだと思います。

経験的には病院や産院ではどうしても人為的に陣痛をつけたり、誘導してのお産が多くなります。それはリスクでしかない。

産むことほどナチュラルにされるべきだし、女性、母親が弱者になってはいけない。

「女性の力を発揮させてくれる場所で出産を」と言いたい。

安易に、「綺麗な病院、ご飯が美味しい、子どもを預かってくれる 産後のオプションなどのウリ」で産む場所を選ばないでほしい。

産む場所を考えているときはぜひ助産院の見学に行って、いろいろ聞いてもらいたい。

そこがどんなに気持ちよく、女性と子どもに優しい場所であるか。

そして、命の誕生を体いっぱいで感じれることがどんなに幸せであるかを。

信頼できる助産院は、信頼できる医療機関と連携されている。

気持ちよく、心地よく産めて、信頼できる助産師がきっといるはずです。

あの時生まれた可愛い我が子も9歳。

わたしの涙をたくさん癒してくれました。あなたもよく頑張った。一緒に乗り越えたお産でした。

全てOKと思える今。ありがとうの一言です。

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