意地悪したくなるこころ
我が家には9歳、6歳、3歳の子どもがいます。
最近、3歳の男の子が6歳のおねちゃんと張り合うようになりました。
よくあることですので、あまり口出しはしたくありませんが、
6歳の姉ちゃんも3歳の可愛い弟のわがままについていけない時があります。
先日もお姉ちゃんのスクーターを自分だけで使い、返さない。
おねえちゃんの怒ってる声がしていますが、弟は知らんかお。
ついに、娘は私に助けを求めにきました。
お母さんの出番きたー
娘の話を聞き、、、。「そっか、そっか、、、、、」と言いながら息子をキャッチ。
息子「イヤだーイヤだー」とジタバタさせながら家の中へ。
横抱きしながら息子の「イヤだー」に付き合う。
「そっか、そっか」と言いながら必死に泣く息子の顔をじっと見る。かわいいな。。。。。。
「〇〇ちゃんは何がイヤでお姉ちゃんに意地悪するの?」
息子「いたいーーー」大泣き
「意地悪する〇〇ちゃんは本当の〇〇ちゃんじゃないよね?」
息子「痛いーーー」
「〇〇ちゃんもスクーターしたかったの?」
「〇〇ちゃんもスクーターが欲しいの?」
息子「うん」うなずく。泣きが変わる。体の力が少しずつ抜けていく。
「そっか、〇〇ちゃんもスクーター欲しかったんだね」
息子「うん」うなずく
「欲しいのはわかるよ。今はこれしかないからね、買うこともできないから、お姉ちゃんと使うしかないんだよ。
欲しいよね。。。自分のものがね」
横抱きで抱っこしているが、足のジタバタが少しずつ落ち着き、力が抜けて入眠。
力ずくで泣いて、泣いて、気持ちを発散して、、、。
目が覚めて、、、、、、。
また、スクーターのところに。
そこにお姉ちゃんも来て、、、。
息子は私をドヤ顔で見ながら、お姉ちゃんにスクーターを手渡す。
ずーとドヤ顔。ママ見てできてるよと言わんばかりに。
できたね、できたね。お姉ちゃんに渡す勇気出せたね。すごーい。👏。
いたずらする気持ち その後ろに隠れる気持ちを抱きしめて、お母さんの腕の中でイヤイヤさせてあげることができたら、また一歩お兄ちゃんになれる。
子どもが成長するにはお母さん、お父さんが必要です。
こまった時はいつでも頼ってね。