赤ちゃんは何が欲しいの?
赤ちゃんは、10ヶ月お腹の中で成長し、お母さんを全身で感じ、大きくなります。
お母さんの声も感情も動き、温もり全てを感じているのです。
生まれて3日程経つと大きな声で泣くようになります。
泣く度に母親、その周りの家族はざわつきます。どうしたのかな。。。。
ミルク?
おしっこ?
ねむいの?
みんな泣きを止ますことに必死です。
赤ちゃん側からすると、
本当に、お腹が空いていることもありますが、
生まれる時に怖かったことを慰めて欲しかったり、
お母さんが不安で元気がないことを心配していたり、
ただただ、泣きたかったりします。
このように、
泣きには欲求を伝える泣きと感情を解放する泣きがあります。
ついつい欲求への泣きして満たしたくなりますが、赤ちゃんの感情を満たす作業が必要になるのです。
授乳したばかりで泣くような時は、お母さんの気持ちを安定させて
「なんて言っているのかな、、、、?」と赤ちゃんのお顔を見て話しかけてあげると、お母さんも自然に言葉が出てくるかもです。
「そうなんだね、泣きたいんだね。お母さんに教えてくれているんだね。」
きっと、お母さんはそれぞれ思い当たる節を持っているはずです。
「そうそう、お母さんも泣きたいことあったわ、、、。」
「お産の時辛かったもんね。」とか
赤ちゃんはお母さんのもやもやに共感しています。
泣きは赤ちゃんへの共感のチャンス。
共感し合いながら、助け、助けられ成長していくのが親と子。
赤ちゃんはお母さんの笑顔が欲しいです。